ラストに関しては、ざまぁ!!!て感じになっちゃった。
文芸映画としての枯れ味はもちろんあって良いんだけども、途中からお雪に感情移入しちゃって荷風がカスに見える。
そしてお雪とお母さん強い。
やっぱ…
原作の主人公が本作では荷風本人に置き換えられ、加藤茶風の津川雅彦が主演を務めている。宮崎美子が淑子表記の頃。『断腸亭日乗』の方は未読だが、おそらく映画化にあたり、反戦色が強い脚色となっている。
戦…
永井荷風については、それほど詳しくないが、こんなに寂しい最期だったのか…。
津川雅彦は、エロ中年オヤジにはピッタリだ。そういう作品でしか出会っていないような気がする。
ユキは、この時代の美人とい…
atg最後をかざるにふさわしい重鎮監督によるジャンル超越の異形作。あくまでもよい意味で。だ。そして。なにより。cgではなくマットペインティングが最高度の反戦の威力を発揮していて昭和特撮東宝フリークと…
>>続きを読む現代の価値観で見てしまうと、風俗遊びをやめられない独り身のじいさんの話だし、ぶっきらぼうで少し横柄に見える応対もあまり好ましくは思えなかったんだけれど、昔は感覚が違ったんだろうか。
和洋が絶妙に混…
号外/
女優陣の見窄らしさよ
この映画で数々の『新人賞』を獲った墨田ユキなる『女優』は
この映画以降ひっそりと消えて逝った・・
それだけの容姿
ただ持ち堪えたのは津川雅彦のエロ事師たる…
津川雅彦の劇中での歳の取り方がすごい。
永井荷風は結局妻を持たないって考えのまま生涯を終えたし、お雪はめちゃくちゃショックだろうけど戦後の様子をみると平気そうなのでまあよかったのかな。
だけど、本当…
大正9〜昭和、麻布市兵衛町の偏奇館、ご立派なお屋敷に住んでるねえ。
カネモが若い教養のない設定のおうたを「羊のように優しい」と言いながらセックスも文学おっさんの知識話も描くの、男の所有欲やマウンティ…