渡り鳥いつ帰るの作品情報・感想・評価

『渡り鳥いつ帰る』に投稿された感想・評価

いやいや、面白うてやがて悲しき赤線哀話

モノクロ時代の邦画プログラムピクチャーには、「赤線もの」とジャンル名を付けてみたくなるほど赤線遊廓を扱ったものが多い。

そのなかにあって、墨田区向島にあっ…

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osakana

osakanaの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

10年前の空襲をダイレクトに物語に取り込んでいるなどその気概は伝わってくるものの、キャラクターが多過ぎるしどうにも散漫な印象

過去にとらわれる生き方、前を向く生き方の交差するさま

ストーリーは
赤線地帯・鳩の街にある「藤村」にて生活する女性たち(久慈あさみ・淡路恵子・桂木洋子・高峰秀子)とその女将・おしげ(田中絹代)、お…

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Taul

Taulの感想・評価

3.0

『渡り鳥いつ帰る』@ 神保町シアター。生誕110年・森繁久彌 特集。東京・下町の赤線地帯に暮らす女達の悲喜交々。豪華女優陣がいちばんの見もの。ただ全体に演技バランスが微妙なのと群像劇なわりにテンポが…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.1

正直言って永井荷風初の映像化作品やオールスター出演でハードルをあげて鑑賞すると思いの外完成度がが低く少しがっかりするけど、豪華な女優陣によるそれぞれの個性を生かした娼婦演技や昭和30年代の風俗を生々…

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wayfarer

wayfarerの感想・評価

3.5
10年以上前だと思いますが、ラピュタ阿佐ヶ谷で見ました。森繁の演技がとても味があって印象的で、森繁あってこその人情劇だと思いました。名優と呼ばれる人は若い頃から違うんですね。

永井荷風原作で“鳩の街”赤線を舞台にした群像劇。これがまあ最高ですよ!!!昭和20年代の鳩の街を堪能。鳩の街でとあるカフェーを2人で営む森繁久彌と田中絹代の哀しい可笑しさと哀しい気丈さ。そしてこの2…

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鳩の街なる一角に店を構える「藤村」は女を売る商売
切り盛りするやり手の田中絹代、一応旦那であるが遊び歩いている森繁久彌
お店の女の子に、淡路恵子、桂木洋子、久慈あさみ、そして高峰秀子
森繁久彌の元妻…

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yuka

yukaの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

花街に生きる男と女たちの群像劇
よくあるといえばそうだけどひとつひとつのエピソードの描き方がとても丁寧でよく出来てた

この頃の映画で、戦災、空襲そのものの場面を描いたものってそんなに観たことなくて…

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YUKI

YUKIの感想・評価

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抜群のスタイルでスカートを履きこなす美しい淡路恵子
物凄く華奢な身体に着物がハマる激キュートな桂木洋子
そして途中から出てくる擦れっからしで飯早食い煙草吸いまくりの高峰秀子
色々なタイプの女達が登…

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