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目次

『うたうひと』に投稿された感想・評価

No.3974

濱口竜介・酒井耕両監督と、民話採集家の小野和子さんが、東北の各地に残る「民話」を聞きに回るドキュメンタリー。

落語との類似点もあり、優れたオチもあり、どれも面白い話だった。

ほんとにそのまま落語として通用するような面白さ、魅力があった。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.0
まだ8年なのかもう8年なのかと、今年も3月11日が再び巡って来た日にそう考えた人は多くいたと思うが、いつかはそんな日も「むかーしむかし」の事として、語られる日が来るのかもしれない。話す・聞くのプロセスを通して、記憶の彼方に眠っている何かが掘り起こされ、蘇っていく。同じ(様な)話であっても、語り手が変わればニュアンスが変わる、真偽それ自体を歪めてしまってはとは思うが、あの日から前に進む為に、伝言ゲームの様に語り継いでいく事はやはり必要、もっとも危険なのは誰も語らず、誰も耳を貸さなくなる事である。子種や富など何かがもたらせる話もあれば、人々に警鐘を鳴らす不気味なもの、はたまたずる賢さを裏手に取った生活の知恵たる話もある。人々の生き様が物語に変換され、そして継承されていく、語り手・聞き手を真正面から捉えるそれは、まさしく濱口竜介の姿勢だろう。喜びも悲しみも幾歳月、そこに生きる人間と共に、物語は息づいている。
mi

miの感想・評価

2.5
圧倒的方言により、8割がた何喋ってんのか全くわからなかったけど、話す聞くの形式美をカメラに収めた記録映像だと思うことにした。
唐突にくる正対のカメラにどきっとするし、車内であろうと手持ちを拒否する画作りは劇映画のそれと同じ。徹底したノーライトに誠意を感じる。
外光のお陰でシルエットになる人物の構図がフォトジェニックであり、そこらへんのドキュメンタリーとは完全に一線を画してる。
にしたってどこの誰かわからんじっちゃんばっちゃんの話を2時間聞く(しかも内容がわからない)のはただただ苦行だと言うしかない。
草野なつかがここにヒントを得たのでは。という気がしないでもない。

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