昔々、私は高橋竹山のCDをひたすら聞いていた時期があった。彼の弾く三味線は当時色々と大変で荒んでいた私の心の深いところに届き、私は生き抜く事が出来たのだ。
思い入れの強すぎる題材に関する映画は微妙な…
ちょっと凄い映画でした。
後半、竹山の死の直前のラストライブの映像には、物凄いモノを見たなという感じ。ぶっ飛んだぜ!
ラスト、二代目竹山の青森でのライブはめちゃくちゃカッコええ!
やはり、失礼…
記録。
高橋竹山は凄い!!
この一言に尽きます。
演奏に凄みを感じます。
三味線の音の向こうから情念を感じますね。
全ての音楽ファンは必須です!!
特定の音楽家、役者 から感じる言語化できな…
先日青森を訪れ、金木にて津軽三味線の生演奏を聞く機会があった。
「なぜこれまで興味を持っていなかったのだろう」と思うほどの衝撃を受け、
津軽三味線について調べるうちにこの映画に行き着いた。
恥ずか…
民俗学的価値の高い映像。
津軽弁の韻律ってとても美しくてそれ自体音楽なのだが、それがさらに三味線の音色や労働歌、ねぶたの囃子、イタコの祝詞などによって唄や音色になると自然の「音」と共鳴するようで、聞…
・恐怖の煽り方、不協和音おばあ唄
・いごく穴。飢渇坂。
・またひとつ私の思い出消えちゃった
・づーびとじゃない。風と鳥との会話。
・津軽のスピリチュアル信仰。イタコ。
・私の罪のために演奏している。…
風や鳥と会話し、
声が出なくなってもなお冗談をいい
貧乏に教えられた事はたくさんある
いつ死んでもいいんだと語る。
当時盲目で生まれた男は門付けに
女はイタコに。
飢えた時代の厳しい背景と
そこを…
1997年に亡くなった津軽三味線の名人高橋竹山のドキュメンタリー。生者と死者の境界があいまいな、東北の風土を強く感じさせる作品でした。
農家や祭りのモノクロ写真、青森に残る惨たらしい飢饉の記憶、沖…
© 2018 Koichi Onishi