カットが割れないことを長回しと騙り、醜く肥大した尺と対峙し得たという達成感から「すごい映画だった」と錯覚する。
ただ長いだけ、長い≠叙事詩≠素晴らしいと欺瞞を見分けられるよう。反商業を謳った自慰行為…
「誰を応援する?」
「自分だ」
経済がすっかり停滞しきったハンガリーの寒村。点在する村人はすっかり生気をなくし、虚ろに日々を送っている。秋に入り長雨の季節が訪れて太陽が差し込む気配もない。そんな村…
1994年ベルリン国際映画祭 フォーラム部門カリガリ賞 受賞
2019年ベルリン国際映画祭 出品
1994年ロカルノ国際映画祭 出品
2019年ロカルノ国際映画祭 出品
1994年トロント国際映画祭…
死んだ男が帰ってきた。
秋は重い雨のせいで道が沼地になってしまい、町との連絡と交通が断たれてしまうハンガリーの村。今日は年に一度の給料の支給日。金を持ち逃げしようと画策する夫婦の話から始まる。そこ…
心の中は平穏だった
周囲の木々や道や雨
それに夜の帳も平穏を作り出していた
これでいいんだと思った
ついに全ては単純になった
その日のことを辿りながら
物事の相関を理解して微笑んだ
一連の出来事は…