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昨日からの別れ
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『昨日からの別れ』に投稿された感想・評価

ある意味でニュー・ジャーマン・シネマの理論的支柱と言うべき存在ながら日本では地味な扱いであるアレクサンダー・クルーゲ、俺も名前を知るのみで未見であったがこの度ようやく。

観てなるほど、ファスビンダーやらジーバーベルクに比べていかにも地味である(ヴェンダースやヘルツォークはよりワールドワイドな指向性があるので比較対象とはなりにくい)。本作は東独から西側に出て来た女性が金もなくあちこち放浪するという話だが、その物語性はあまり前面に出て来ず断片的なエピソードを並列的に繋げて行くような作風であり、しかもそれはジャンプカットの多用やら意図的とも思える繋ぎ間違いがあったり、と1966年という制作年を考えればヌーヴェル・ヴァーグ、もっと言えばゴダールの影響を容易に感じ取ることが出来よう。しかしゴダールほどの鋭利さはなく、全体の印象は淡々としている。まあこの印象はかなり昔の、状態に難があるボヤケた16ミリプリントで観たせいもあるかも知らん(何せ字幕が岩淵達治です。しかもシネマフォントが沈滞しかかっていてムチャクチャ読みにくい…)。

確かに当時は新しい印象をもたらしたんだろうけど、今これを観た感じではやや微妙ってとこか。インパクトは弱い。嫌いじゃないけどね。
クルーゲ監督初見。
他作を知らないけれど
比較的観やすい作品を
選んだんじゃないかなと思う。

その時代らしい
アヴァンギャルド感。

敢えてヌーベルバーグに
落とし込むとしたら、
女性の撮り方なんか
当時のアニエスヴェルダに近いかな
と、私は思ったりして。

東から西へとやってきた
国家や教養の蚊帳の外に
存在する女性が、
所在なきまま
権威ある中年男性を渡り歩き、
身から出た錆を繰り返した後、
平穏を取り戻す
ある種のロードムービー。

女を疲弊させるのは男。
女を救うのは女。
敢えて疲弊に行っちゃうのも女。

コンプレックスの対象に
自身を手段として飛び込むということは
女目線で見ると
あるあるのような気がする。
ないものを手に入れたい女の常套手段。

要領良く手に入れる女も入れば
悪女のようで下手な女もいる。
彼女は後者。

噛み合わない会話や疎外感に
彼女の孤独を感じる。
グルグルと回る演出は良いなぁと思った。

配膳用EVで上下している時の
あの表情は可愛かったな。

何処かへとひたすら歩く彼女の黒い靴が
パンプスだったりサンダルだったり
コロコロと変わったのは意味があるのかな。

さっくりとした表現に
隠れた意味があるのだと捉えたいけれど
ジャンプジャンプ
カットカットされまくりの中
ストーリーを追うことだけで必死。

でもこの作品、好きよ。
アレクサンダー・クルーゲ監督作品。
東ドイツから単身で西に渡った女性アニタは、西ドイツで生計を建てようとするも放浪の日々が続き・・・という話。

ヌーヴェル・バーグをドイツでやろうとしたような印象を受ける。野外での撮影が多く、そしてロードムービーで次から次へと渡っていく。

新しい映画をしようとしている感じが主たる魅力の作品。

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