インディペンデント映画のようなハードさで、中弛みすることなく最後まで一気に観せる。対峙する正義役も悪役もえげつないくらい濃密に描かれ、最後は別のもう一人が話をすくい上げる脚本も上手い。前線の恐怖感や…
>>続きを読む戦争映画にして戦争に向かう軍というある種の社会の恐怖、援軍を送らず下等兵を無駄死にさせる無能な大尉とそれを咎めない大佐。無駄死にした部下たちの復讐を始める。
1956年当時としては米軍は戦争を終わ…
相変わらず50年代にとんでもない映画撮る“職人監督”がいたものだ……
リーマーヴィンの絶妙な役どころとか、『戦争のはらわた』のブラント大佐に通ずるものがある。無能な上官より遥かに優秀だが、結局組織と…
戦争映画の傑作、スピルバーグは絶対観てるだろう。無能な指揮官敵より怖いという話。反戦映画かというとちょっと違うがアメリカ軍の内部の暴露したためアメリカ軍の協力を得られなかったらしいけど最後の市街戦は…
>>続きを読む戦争シーンのチャチさが、同時代のキューブリックの「突撃」と比較しても気になる。(軍が一切協力してくれなかったというのもあるが…)
一方でアルドリッチの反骨精神には頭があがらない。現実に立脚した強みが…
反戦映画の名作でありながら、負傷した状態で戦車と渡り合うジャック・パランスの勇姿にはヒロイズムも感じる。
ただ、この映画で最も突き刺さるのはエディ・アルバート演じる悪徳上官の描き方だ。
教条主義的…