某映画レビューでは評価が低くくてあまり期待せず返却日ぎりぎりで観たのですが大好きな作品になりました。
なによりオリヴィアの表情がすっっごくいい！！最初はいまいちな顔だなあ、思ってたけど黒い帽子を怒りに任せて脱ぎ捨て隠れてた髪がばさっと広がった瞬間「やばい、これきた」と虜に。異母弟の母親に対する殺意に満ちた目と音楽に合わせて踊るシーン好きだ。
野暮ったい弟も最初は姉に「叫ぶなよ」とかいったりぶんぶん姉の服を振り回したり反抗的だったのにシマウマの皮や姉の抱える問題を目のあたりにし、だんだんと表情が柔らかくなっていく。David BowieのOddityに合わせて孤独な二人が抱きしめるように踊るシーンは本当に見事な演出だった。ベルトルッチ作品初めてだったけど大好きな監督になった。
