13回の新月のある年にのネタバレレビュー・内容・結末

『13回の新月のある年に』に投稿されたネタバレ・内容・結末

傑作。すごい映画。

新月が13回あるのは、2、3年に1回。まあ、ありふれた悲劇なのだ。家族からも疎まれ、去勢されたように生き、風俗でも蔑まれ相手にされない、日本の凡庸なおっさんにもよくある、ありふ…

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遅らせながらニュージャーマンシネマに到達。
ヴィムヴェンダースまだ見ておらず、初が今作。

後半にかけて言葉の入れ方(手法)や、ショットの良さが爆増していく。個人的には首吊り自殺の会話が大好き。

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エルヴィラは僕らの代わりに死んでくれたのだと勝手に思う。
エルヴィラの境遇は誰よりも絶望的のように思えながら、インタビューの内容は普遍的で、多くの人間に当てはまるようなものだった。
エルヴィラの人生…

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スコア 1.4
って 特に意味がなく
「 ベニスに死す 」と同じ
トランスセクシャルに 特に偏…

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本当の孤独とは、ひとりきりでいる以上に、苦しいときに友人や知り合いがいても自分の心の内を明かせなかったり、逆に踏み込んでもらえないときに感じるものかもしれない。


体は男性で心が女性のエルヴィラは…

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『ザ・ホエール』を観たあとに観ると、共通点が多くあるように感じる。愛する男が去ったあと、太ること。死にそうな、あるいは死んでるかもしれない主人公のもとに、ドアを叩いてやってくる存在。

やっぱり構図…

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今日は新月らしいので。
U-NEXTが独占配信してるってくらいのファスビンダー作品。
自伝的といわれてる内容と長さが気になりつつ
多分初めて観る。
ユーモアが合わない。
色味がとても綺麗で美的センス…

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年末から見始め年明けになってしまったが最後にとても良い映画納めだったと思う。明けちゃってるけど。


・影と余白の使い方が美しすぎる 映像もエルヴィンの語りも、とても詩的で文学的な映画
・エルヴィラ…

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ゲームセンターでの場面。
悲しみに暮れるエルヴィラ。その顔を半分だけ照らすピンクのライトが印象的。ロキシー・ミュージックの"A song For Europe"が流れる。

牛の解体シーンがかなりシ…

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然うして又た、誰れにも寄り添はれぬ遺体のおはなし。


現在、或いは未来を生くる為めに、過去を手繰る主人公。然し彼女にはもう、何処にも行き場が無い。何んたる悲運。過去にも未来にも、場所が無い。文字通…

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