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限界戦線のmhのレビュー・感想・評価

限界戦線(2006年製作の映画)
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バルバロッサ作戦の中、守らねばならない橋をめぐる争いと、戦況を逆転できる切り札、赤軍の装甲列車をめぐるロシアのテレビ映画。
正式には53分×4話で3:35。みたのはそれを1:40にしたDVD。つまみすぎ! そのせいで展開早くて振り回される。意味ありげに登場したけど、お前のことはなにも知らん。みたいなことがしばしば起こる。
それでいて、なんの前振りもない過去回想が挿入されるので、脳内補完力が試される。
・ソ連軍のふりをするという卑怯な手を使って戦いを有利に進めるドイツ軍。
・スターリンに粛清されたひとたちが懲罰部隊となって活躍。
以上がストーリーで、装甲列車や、バルバロッサ作戦で実際に使われたグライダー(メッサーシュミット/Me 321/ギガントってやつかな?)など、ミリタリーマニアを唸らせる細部が花を添えている。
世界的に感想が少なくて、ググるのもひと苦労なんだけど、IMDBにはミリタリー考証が完璧であるとの書き込みもあった。
宮崎駿は絶対好きそう。
粛清されたけど有能な軍人設定が熱かった。
長いバーションで見てみたかった。
面白かった。
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