萌える闘魂

洞窟の女王の萌える闘魂のレビュー・感想・評価

洞窟の女王(1935年製作の映画)
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日本公開当時、壮大なセットといわれた神殿も実は合成画面を多用していた事が判明。実は色んな合成画面が出てくるがそれなりに楽しめます。特に断崖の場面が白眉。多数のエキストラを動員した場面もありそれなりの予算規模の作品ではある。原作は数々の冒険小説で名高いハガードだが何故か舞台が原作の砂漠から極地に移し替えられていた。特に女王を演じた女優が神秘的で良かった。戦前の『キングコング』『ポンペイ最後の日』同様一種の特撮アドベンチャー物の系譜と言える作品。合成を多用しているといっても、安っぽくはないので見所は多い。原題は『SHE』。制作はメリアン・C・クーパー。