再鑑賞
スーパーマーケットや野原で俳優が「自然」に演技している場面は、確かに「neu」で軽やかな空気が流れるが、そのどちらも後の破滅的展開の前振りに過ぎない。
いくら暴力的で排他的だったとしても、フ…
高雄映画祭にて。今年はファスビンダー特集、しかもこの映画が一番初めの上映だった。台湾のDVD屋さん行くとペドロアルモドバル推しがすごいんだけど、他にもLGBTQ関連の監督とか映画はよくフューチャーさ…
>>続きを読むR.W.ファスビンダーの長編第一作。監督、脚本だけでなく自ら主演もこなすマルチぶり。
全体的にゴダールの『勝手にしやがれ』などの影響が強く、非常にヌーヴェルヴァーグ的な作りなので後年ほどメロドラマ…
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの初長編作。(脚本・監督・出演・編集)
ドイツ映画賞: 最優秀撮影賞/キャストアンサンブル賞
冒頭、クロード・シャブロル、エリック・ロメール、ジャン=マリー・ス…
くっそカッコいい。メルヴィルみたいなハードボイルド味があり、初期のゴダールのような軽妙な無軌道さもある。というかもろに『はなればなれに』なんだけど、人物をゆったりと注視する長回しもペーア・ラーベンの…
>>続きを読む超ドライ。超ホワイト。超クール。だけどダサい。何故だ!!
今までファスビンダーは後期の作品しか観て来なかったから今回ようやく初期作品に手を付けてみた!
初期作品はほぼ廃盤になっちゃってるから高いけ…
サングラスするかタバコ吸ってる。カート押してショッピングセンター。白い部屋で静かに寝転んでレコード。柔らかそうな肌。ヒールとタイツを脱ぐ。ジーンズとブーツにシャツでくすぐったそうに笑う。コートも似合…
>>続きを読むこの映画が「シャブロル、ロメール、ストローブに捧ぐ」という文で始まることからもわかるようにヌーヴェル・ヴァーグやそれ以前の巨匠たち、特にゴダールとメルヴィルらへんの影響が色濃く出てる(この数年後から…
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