ロージー監督のカンヌ映画祭パルムドール受賞作「恋」(1970)と同年の作品。アート系の逃亡映画。原題「FIGURES IN A LANDSCAPE(風景の中の人物)」。日本劇場未公開。※「雪崩」はN…
>>続きを読む追う者、追われる者。それぞれの素性がまるで明かされない宙ぶらりんの逃亡劇。迫りくる謎のヘリコプターと、ひたすら逃げ惑う二人の男。その極めてシンプルな構図が、何の説明もなくラストまで貫徹される。めちゃ…
>>続きを読むもうもうさすがのジョセフロージー。
激アツおもしろすぎ。
謎のヘリに追いまくられる
おっさんと若者二人。
前半はトップガンもびっくりな
壮大な地を逃げまくる。
ヘリも超しつこいくらい
追いかけてくる…
二人の男がどこまでも逃げている。なぜ逃げているのか、二人の関係性、何者なのか?最後まではっきり説明されない。だが、そんなことどうでもいい!ヘリのアクションも銃撃戦も爆発も最高。スペインの砂漠や高地な…
>>続きを読むこれはすごーい!映画がはじまるとなーんにも説明なしにヘリが山々をくぐり抜け何かを探しているような描写からはじまる。状況説明の観点から逃げる人→追う人の順番でふつう話が進みそうなものだが、ぜんぜん意味…
>>続きを読む山岳の荒涼とした外界をひたすら前進し恐ろしく抽象化されたヘリが神の如く上空を旋回する。2人の間に芽生える擬似親子のような関係性。ボロ屑のように頽れるロバート・ショウ。決して越えられない境界。絶えず情…
>>続きを読むロージーのベストであり映画史上最強の激薬。
究極のブレヒト的「異化」の実践はジョン・フォード作品での「投げること」、小津安二郎『秋刀魚の味』における笠智衆が軍艦マーチを聴く3度にわたって反復される…
前席座高要因と前日寝不足要因で結構辛い鑑賞となった。映画はひたすら男2人がヘリや軍隊?から逃げ回る抽象的なアクションで、「激突!」とも「エッセンシャル・キリング」とも似て非なる奇妙な純度の高さ。泥ま…
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