割と深刻な家庭の悩みを打ち明ける女性に対して「とりあえずサウナに入ろう」と言い続ける冒頭はサウナのコマーシャルみたいで笑ってしまった。女だらけのサウナで物語がどう展開していくのかと思ったら政治的な集…
>>続きを読む食卓のご飯が美味しそう、、アメリカ映画でスピーチする場面って日本と比べて多いけど、この映画は敢えてスピーチの練習に留めておいて、議会でスピーチする場面は省略されている。あくまでも舞台裏を写し続けたよ…
>>続きを読むスチームのように湿り気を帯びたフレームの中ではコモンとしての公共浴場に集う女たちの批評としてのダイアローグが資本への対抗運動を産み出し、閉じられていた舞台の扉が開かれ、女性による女性のための映画とな…
>>続きを読む遺作が100%女優だけの女性映画になるロージーの凄み。
劇作家のネル・ダンが脚本なので演劇的な映画ではある。サウナという限定空間から出ずに女たちそれぞれの生き様を会話から表出させる作劇。サウナ内で…
「普通の仕事をしたい」「理解のある人になりたい」。後半に炸裂する叫びに胸を打たれる。同じ立場にいるはずの人々がその出自によって断絶してしまう。今見ても古びていない。制限されたシチュエーションで展開さ…
>>続きを読むめちゃ面白い。
僕は決して女湯に入る事は無いと思うのでこんな感じなんだと思った。
今年も色々銭湯行ったけど、名古屋で久しぶりに会った友達とダラダラ裸でかたりあった銭湯が結局1番気持ちよかったので…
最後の決意表明と飛び上がっていく風船への感動は性別を問わないはず。
高い声でセックス話と男の愚痴を捲し立てるジェシーと、貫禄溢れるバイオレットが特によかった。スチームバスでブドウ食べるのしあわせだろ…
いぶし銀的なミニマリズム。戯曲を映画に落とし込むということに凄く成功している。
ほとんど2階分の部屋を使うしか物語は展開しないが、会話のリズムで全く飽きない。
早すぎたシスターフッド映画。今こそ再評…