死んだ「ぼく」の魂が天上界への入り口で順番待ちをしていると、突然現れた少年にもう一度下界に戻り再挑戦するチャンスが与えられる。
小林真という自殺した中学生の体を借りて生きることになった「ぼく」だが、…
このレビューはネタバレを含みます
ひろかの言葉が印象的だった。
「ひろか、きれいなものが好きなのに、すごい好きなのに、でもときどきこわしたくなる。ひろかの手でぐちゃぐちゃにこわしたくなる。おかしいの、ひろか、おかしいの」
人間の心は…
プラプラの大阪弁が合わなすぎた。人生に絶望するキッカケもやり直すキッカケも些細なことで、周りからみたらそんなことで?って思うことも本人にとっては重要な事なんだよね。重い話でもあるけど、家族の再生も描…
>>続きを読む