KANIO

カラフルのKANIOのレビュー・感想・評価

カラフル(2010年製作の映画)
2.5
死んだ「ぼく」の魂が天上界への入り口で順番待ちをしていると、突然現れた少年にもう一度下界に戻り再挑戦するチャンスが与えられる。
小林真という自殺した中学生の体を借りて生きることになった「ぼく」だが、小林真には崩壊寸前の家族、学校でのいじめ、憧れの女の子の援交など、様々な問題を抱えていた。
この作品、大人になるにつれて少し内容が説教臭く感じるかもしれない。人の心の色、テーマとしては申し分ないが、このテーマを120分で見た人の心に残せたかと言われると微妙。話のテンポや演出でもう少し強い印象付けられたんじゃないかと思うと残念。しかし、確かに強いメッセージ性とパワーを秘めた作品である事は間違いない。
過去にも実写化されているが、今こそこれを実写で仕上げるべき。
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