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ドリアン・グレイ
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目次

『ドリアン・グレイ』に投稿された感想・評価

過去に観た作品であり、このオスカーワイルドの“ドリアングレイ”は興味を持っていましたね🎵
初めて知ったのは少年サンデーのオカルト名作“ゴーストスイーパー美神”から、そして他にも洋画「リーグオブレジェンド」にもでていましたね。
作品の出来はともかく、ドリアングレイを知ることはオススメです❗(o≧▽゜)o

19世紀末、純粋で孤独な美少年ドリアングレイは画家バジルによって、ドリアンと瓜二つな肖像画を作った。社交界デビューをし、恋した女優と結婚する中で、友人ヘンリー卿によって、快楽と堕落を覚えてしまう…。
その事を知った妻は自殺し、ドリアン自身が更に享楽・快楽へのダークサイトへと堕ちていく。しかし、不思議と何年と何十年と永遠とも言える美しさを保つドリアンだったが、代わりに肖像画が徐々に醜い状態へと変化する…。

華麗なる社交界での危険な雰囲気とダークで文学的な美しさが個人的に期待していました。ある程度雰囲気にはなっていましたが、官能的な雰囲気、オカルトなのでホラーテイストになったり、少しグロな部分を見せるなど、どれもバランス悪くて中途半端だと感じられましたね(・・;)
最後には絵がモンスター映画化している事もあり論外❗(´Д`)
なんか演出の方向性が勿体ないですね❗

ただ、主役のナルニアのカスピアン王子ことベンバーンズはドンピシャにハマっていましたね❗(o≧▽゜)oイケメンオーラが半端なく、なお官能的セクシーさとダークサイトに堕ちる堕落な姿がスパイスに。(*´ω`*)

他にもコリンファース(メリーポピンズリターンズ)、レベッカホール(トランセンデンス)、レイチェルハードウッド(パフューム)、ベンチャップリン(ウォーターホース)、フィオナショウ(ハリーポッターシリーズ)等々豪華❗
【綺麗なものを壊したい。壊れる過程を観察したい。】
画家の描いた絵は心を写す鏡のように冷酷に。
自宅オスカー・ワイルド祭り第3弾でございます。
例によって「ドリアン・グレイの肖像」の映画化作品をコンプリートいたしました。

今作のドリアン・グレイ役はベン・バーンズ様。
かかかかかっこいー!
3作品の中で1番好みなドリアン様が爆誕!!
一気に熱くなる会場(=私の自宅)!
原作とは違う黒髪黒眼のドリアン様が妖艶かつミステリアスで良すぎる♡♡
髪の毛と瞳の色は漆黒が1番萌える。
更にコリン・ファース様までご出演とは。
コリン様がドリアン青年を悪の道に招き入れるという美味しいヘンリー卿の役…神、いや悪魔だ♡
彼らをキャスティングしてくださったことに拝み倒して感謝申し上げたいです。

"ルッキズム"とか"ドリアン・グレイ症候群"という言葉があるように外見の良さに拘る気持ち、凄く分かります。
元々の顔面が美しければ美しいほど現状維持したいのは尚の事でしょう。
さり気なく19世紀のメンズ服の可愛いさにも気付かされてますますテンション神上げ。
黒いアウターに白シャツに大きいタイの組み合わせがたまらん♡♡
バーンズ様の黒髪と完全にマッチしておりました。

ストーリーは原作小説をより分かりやすくまとめた親切な作りでございました。
少し脚色もしてありまして、今作のヘンリー卿の存在がドリアン様にまとわり付く悪魔そのものという感じ。
彼の可哀想が引き立って非常によろしゅうございます。
原作には無い幼少期の辛い思い出を匂わせる描写も大いにありありのありだと思います。

シヴィルさんが居なくなってから心にぽっかり穴が空いてしまったドリアン様。
本当はずっと寂しかった。だからあんなにもがむしゃらに堕落と快楽に溺れて行ったのでしょう。
だけど一時の快楽なんて愛する人を失った穴埋めにはならない。
あの人はあの日から一生戻って来ない。
もう二度と会えない。
哀しい。

そして今作の肖像画は"醜く老いる"というより"醜く腐敗する"といった惨状。
描かれた美しいドリアン様の瞳から零れ落ちる1匹のウジ虫。
なんて素晴らしい演出。
気持ち悪さ満点でした。
シヴィルさんの喪失から数え切れないほど重ねてきた彼の業が詰め込まれた腐った絵。

20歳でロンドンにやって来た何も知らない無垢な美青年は貴族たちに操られて踊り続け、いつしか壊れて捨てられるマリオネットのよう。
因果応報が降りかかりそうだったのに…結局最後に欲しいものを手に入れた諸悪の根源、ヘンリー卿。
オチも残忍で良かった。
最初からあの結末を全て計算していたのかな?
私は彼の気持ちが凄く理解できてしまう。
美しい人が少しずつ滅びの沼へ溺れて沈んで行ってしまう。
その様子を近くでずっと見届けたい。
手は貸さない。
直接でも間接的にでも構わない。
少しずつ少しずつ壊したい。
破滅するまでずっと傍らで。
RIO

RIOの感想・評価

2.7
オスカー・ワイルド原作
「ドリアン・グレイの肖像」

魔界への耽溺

美は才能の一つ
美は人を支配者にする

そのドリアンの兼ね備えた
美貌と純真無垢な精神が
ヘンリー卿に誘われ
芸術至上主義から快楽至上主義へ

肖像画に描かれた自分を見て
自身はいつまでも若々しくあって
年をとるのは絵のほうであってほしいと願う
いつまでも若いままでいるドリアン
同時に魂が失われていく

過去は戻らないから美しい
ヘンリー卿は変態だけど
時の移ろいを愛でているだけだった

19世紀末のロンドンが舞台なので
陰湿さが強くて良い
ホラー性はないですけど
ストーリーが面白い

この世に存在する美の裏側には
必ず悲劇的な要素が潜んでいる
という言葉の通り
恐ろし過ぎるラストです

『ドリアン・グレイ』に似ている作品

ドラキュラ

上映日:

1992年12月19日

製作国:

上映時間:

127分

ジャンル:

配給:

  • ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
3.4

あらすじ

ワラキアの王・ドラキュラはトルコ軍と死闘の末に勝利するが、夫が戦死したと聞いた王妃・エリザベータは自殺してしまう。最愛の妻を失い、神への復讐を誓ったドラキュラ伯爵は、エリザベータと生き写し…

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