みむさん

魚が出てきた日のみむさんのレビュー・感想・評価

魚が出てきた日(1967年製作の映画)
4.0
ブラック過ぎて笑えないネタだけど、めちゃくちゃ明るくノーテンキに描かれる。シャレにならないドタバタ劇。
一気に観る者を突き放す幕切れ😱😱😱😱
タイトルの意味😱😱😱

核爆弾を積んだ米軍機が不時着、不時着前に核爆弾を海に落とし、二人のパイロットはなんとか辺鄙な島にたどりつくが……。

極秘事項なので爆弾回収にやってきた軍の人たちは観光ホテル建設を装い、それを見た島の人々は観光で島が潤うと大喜び。さらにいろいろと勘違い・先走り・偶然・タイミングずれが絡まって収拾つかなくなってるし。

極秘だから本当のことを話せない米軍側の苛立ち、何も知らずに大喜びの島民、金属ケースを拾ってしまった貧乏なヤギ飼い。
ヤバいことが起こるだろうとわかっていても、この明るい雰囲気といい感じのボケに笑ってしまう。
笑えないネタなんだけど。

知らないって恐ろしい。ある意味恐怖を感じなくてよかったのか?と一瞬思ってしまうくらい、みんな知らずに楽しんでる。

そんな状況であの終わりかた!

地獄だ😱😱😱怖すぎ😱😱😱😱

強烈なブラックコメディだった。