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夜霧の恋人たちのRIOのレビュー・感想・評価

夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)
3.9
大人になっても自由への逃亡は変わらない あの頃から走り続けている

クロード・ジャドは可愛い ジャン=ピエール・レオの2人はお互いの存在が魅力を際立たせて見える
「家族」96' に繋がっていく流れも感じた 初々しい2人を見ていると彼らには社会常識など関係ない
離れてしまったけど どうしても気になるから近づいてしまう
お互いの魅力に惹かれ合っていて相手がいなくてはこの世は暗闇も同然なんだ
惑星のように引力が働いている そんなクリスティーヌとドワネルが羨ましい

誰にも知られることなく相手に近づき真相を突き止める 探偵という仕事を通して人を知ること見詰めることの距離 そんなことを考えた

テレビ解体中の足取りが観ているこちらの目線と心情を巻き込んでいて嬉しい
赤い壁に水色のランプ その横を黄色のチェックのスーツで通り過ぎる
アントワーヌ・ドワネルがひとり街角を歩いてますが景色がほぼ刺激的 素晴らしいぃぃ
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