「とても重要なことは紙切れに書くより、自分の身体に書く方が確実だ。」
ノーランの作品で2番目に好きな映画！初めて観る人は2回連続で鑑賞すること間違いなし！
▼あらすじ
主人公のレナードは妻を殺害されその時のショックで、10分間しか新しいことを記憶できない記憶障害を負ってしまう。レナードは記憶障害を負いながらも、復讐のために妻を殺した男を探す。
▼感想
クリストファー・ノーランの作品で2番目に好きな映画！久しぶりに鑑賞！
この映画がサスペンス映画として独創的なところは、レナードが犯人を追い詰めるところから始まる。そして、なぜその犯人に行き着いたのか？ストーリーはレナードの記憶を10分ごとにさかのぼっていくように進んでいく。
時系列が逆行していくところは、同じノーランの映画のテネットの通じるものがある。時系列としては最初、映画としてはラストに衝撃の事実が待っている！
自分の身体のタトゥーや写真のメモをヒントに犯人を探すのが面白い！モーテルやバーなど色んな所で色んな人からヒントを集めていくのはまるで刑事のようだが、物語の全貌を知っているとこれらもまた違う面白さを感じる。
初めて観たときはラストのどんでん返しに衝撃を受けて、続けてもう一度鑑賞した。リバイバル上映が今やっているが、家でじっくり何度も観ることもオススメしたい。
派手さはないが、伏線だらけで見るたびに新しい発見がある良作サスペンス映画！自分は今回の鑑賞で白黒の映像がカラーに変わる瞬間が、物語の核心に迫るように感じてゾクゾクした。
▼お気に入りのシーン
レナードが「ジョン・K」から真実を聞くシーン。
