台北の男女数人のすれ違いを描いた恋愛群像劇。
ファッションや音楽ではない本質的なスタイリッシュさ。プロットを緻密に編み込みながら、一定の距離感を保ったまま淡々と進んでいくところがよかった。
何と…
原題が「独立時代」、英題が「儒者の混乱」、冒頭の孔子の引用、「中国人ならわかる」という台詞等に表れているように、どこまでも現代の中国人である事に自覚的。経済的に余裕ができ自由に恋愛もでき、儒教的な教…
>>続きを読む恋愛時代などという邦題がついているのでいわゆるシャレオツ映画なのかなと思いあまり期待せずに観た。
実際は恋愛以外の愛?(主に友情)も存分に描かれていて良かった。多分こういう話は月9ドラマなどでたくさ…
"恐怖分子"がヌーベルバーグでハードボイルドな傑作なのに、こちらはカラフルなスクリューボールコメディとは!
マシンガンみたいに言葉を重ねて、10人くらいの登場人物も次々すれ違わせて、めざましく発展…
相変わらず気付いたら全てのカップルも友達もすっかりすれ違っていて驚いた。
アキンみたいな「おとぼけキャラ」がいる分、他の作品よりも軽くなっているきがする。
寂しいから、人の温もりがよくわかる(?)み…
「恐怖分子」と同じく思い込みやすれ違いから生まれる人間関係の綻びを描いているが、こちらはイイとこの若者たちの青春ストーリー仕立てで救いもある群像劇。
演出も衝撃も「恐怖分子」の方が上に思えたが一歩間…