課長(以下課):今年のペナントレースも終わりだなー、と言う事で今回はこの作品。ひょんな事から160kmの速球を投げれるようになった11歳の少年が「ヤギの呪い」真っ最中のシカゴ・カブスに入団して大活躍する話だ
ヒロシ(以下ヒ):ちなみに「ヤギの呪い」とは1945年のカブスのワールドシリーズ第4戦にヤギを連れて入場しようとして断られたビリーという男性にまつわるもので、以後カブスは2016年に制覇するまで約76年間ワールドシリーズに勝てませんでした
課:作中でも散々その件をディスられてて可哀想だったけどな。まあプロットは1989年の『メジャー・リーグ』と「リトル巨人くん」を合わせたような内容だが、コメディアンである監督ダニエル・スターンの秀逸な演出もあって、全体的に「笑えて泣ける」良作になってるぞ
ヒ:『ホーム・アローン』の2人組の泥棒、ジョー・ペシさんの相方役が有名なスターンさんですが、監督だけではなく自ら演じている投手コーチのブリックマ役がキョーレツで、全部持ってっちゃってる感じです(笑)
課:スターンの他にも『ブルース・ブラザーズ』や『ホーム・アローン』でも存在感のある役を演じた同じくコメディアンのジョン・キャンディもアナウンサー役で良い味を出してたし、音楽は『ロッキー』のビル・コンティだし、なかなか痒いところに手が届く仕上がりになってると思うぞ!多少、子供の教育には向いてないとこもあるがな
ヒ:確かにいろいろスポーツマンシップ的にヤバいシーンも多いので注意です!、、まあ当時のカブスは「そうまでしても勝ちたかった!」ってことで(笑笑)
課:、、まあ、そう言われるとある意味清々しいけどなー
ストーリー 3
キャラクター4
世界観 3
演出・演技 4
音楽 3
、、だから名前は覚えてあげて!度99