このレビューはネタバレを含みます
不思議な余韻の残る作品。
内容は一見白人女に惚れた馬鹿なアジア人という気もしてしまうけど、同国人が見捨てたイェン将軍の存在がアメリカ人2人が死後一緒になりたいと思える程重要なものになっていて、人種で…
フランク・キャプラは、アメリカ共和制の礼賛者であるから、ことにアジアを舞台に作品を撮るとなると、その偏見が甚だしい。当時のリテラシーを現代の価値観で裁くのは酷だが、映画としてもあまり完成されたもので…
>>続きを読む1933年のアメリカ映画で、この時代を代表する映画監督だったフランク・キャプラ監督作品です。
トーキーだけど、まだサイレント映画の名残が感じられる映画だと思う。
戦争中の中国を舞台にした映画で、バー…
欧米人が変なメイクで中国人役をしているところが気になるせいもあり、なかなか物語に入り込めませんでしたが、中盤で作品のテーマが明確になってからはまあまあ楽しめました。キャプラ本人は気に入っていたようで…
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