月世界の女、というタイトルゆえ「月に行ったら女が住んでいました」的な話を想像してしまった。全く違う。
長い割には重苦しくないし、SFという割には最終的にメロドラマに展開するし、そもそもなっかなか月…
「メトロポリス」が動のSFならこちらは静。
1000本目なににしようかなあと悩んだ結果これを。あまりに良すぎて震えた。
フリッツ・ラング最後のサイレント、最後のSFにして世界初の“本格”SF映画。
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このレビューはネタバレを含みます
「STAP細胞はありまぁ~す。」
と言った科学者が数年前にいたが、この映画では、
「月に金鉱はありまぁ~す。」
と言う科学者(博士)がいる。
月に金鉱はある!と信じきった博士は30年の月日を費やし…
月の裏側くんだりまで行ってほとんど冒険しないのでガッカリ。あいかわらずリッチな舞台装置、それなりに確かな科学考証、3時間の長丁場、90年前とは思わぬスペクタクルの総決算が、三角関係の決着なんて矮小な…
>>続きを読むほぼ90年前の作品だけど、かなり技術的には今にかなり近い。
勿論、月は「呼吸可能」とか、金がうなるほどあるなど、突っ込みどころ満載な所もあるが、ロケットを打ち上げる原理やコース、それにかかる重量、…
悪者のポマードたっぷりなあの髪形がいい。トム・クルーズもびっくりな早変りのスペシャリスト。
主人公の親友ヴィンデガーが不憫なラスト。もし迎えに来ても元婚約者と親友がラブラブな所を見なきゃいけないな…