良い。が、些か感傷的すぎて感情が追っつかないかな。群衆が群衆の力強さそやのものよりも英雄に視線を向けさせるものとして演出なされているのが『人生案内』と同じように苦手。
ロシア人少女が別れの際に手を伸…
『帽子箱を持った少女』『青い青い海』は比較的政治性の希薄なメロドラマという印象だったが、本作はソヴィエト映画らしくしっかりストライキからスタートする。工員たちが一人一人ストライキに同調していき、次…
>>続きを読む1914年。帝政ロシアとドイツの国境の町を襲う、革命の機運と戦争の勃発。冒頭の水溜りと鴨、馬と居眠る男。トーキーで馬に声をあてるところまでで「お!」となるが、そのあとの人間関係が不明瞭で混沌。しかし…
>>続きを読む素晴らしかった。いろんなシーンで泣いた。水たまりの家鴨、そして馬、手綱をとる眠そうな男の横顔というショットの連続だけでわくわくするファーストシーン。初トーキーへのテンションの高さからか『香も高きケン…
>>続きを読む戦争映画オールタイムベスト!!
『青い青い海』もそうだったが、全く一筋縄ではない人間の感情が芝居に表れている。下宿していたドイツ人が去っていく背中の侘しさ。戦場の兵士たちの楽しげなやりとり。収容所が…
ヴェーラのジジイのいびきがヤバかったけど、鳴り出したタイミングで映画の中の男たちが「なんだあの音は?」とか「おい起きろ!」みたいなセリフ言い出してインタラクティブになってたのも凄かった。これたしか戦…
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