ボンヤリ見ながらAndy Warhol『Screen Test』をなんとなく思い出したり。フィルムに刻まれた役者たちの顔や姿がその世界の全てで、それ以外の時間は存在しない。私たちは誰もが死ぬけど、瞬…
>>続きを読む苦しいわけではない。苦しみは暖かさに醸成されていくから。すべてが終わったあとにしか、私たちは映画を観れない。はじまりの関係の予感は、レンズを覗いているガレルだけにあったか。ジーン・セバーグを撮る権利…
>>続きを読むまさかのサイレントで、劇映画なのかドキュメンタリーなのかもわからん、それ以上に映画?と言っていいのかどうかもわからん代物。
ジーン・セバーグともう1人の女性のポートレート映像が1番近い表現なのだが、…
フィリップ・ガレルによる白黒サイレント作品。
ガレルが愛した女たち、ニコ(当時の妻)、ジーン・セバーグ、ティナ・オーモン。
何が起こるわけでもない(主に)室内にいる彼女たちそれぞれを、ガレルがカメ…
音もストーリーもない
白黒映像
時々映るティナ・オーモンが絵のように美しい
いろんな表情が見れるのでファンにはたまりません
ティナ・オーモンだけでも1枚1枚画像に残したいくらい
思ったより出番多くて…
美しい、美しい女たち。
サイレントで女性の美と絶望といたわりをひたすらにみて、名前しか知らなかった遠い親戚のファミリーフィルムを偶然みてしまったようなひそやかさがあった。ジーン・セバーグの肩の産毛…
なんとなくアンナ・パヴロワが躍る「瀕死の白鳥」の映像を彷彿。色も音もない、不確かで隔絶した彼岸から、いまは亡き女たちの優美がつぶさになまなましく迫ってくることの不思議な倒錯感。ニコの『ジ・エンド』の…
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