巨匠オリヴェイラの日本公開最新作。100歳を超えて尚、このあとに撮影した作品が未だ控えている、という素晴らしさ。
とはいえ、内容は、『アブラハム渓谷』をあっさりと薄めて男性視点から描いたという感じ…
マノエル・デ・オリヴェイラ監督が100歳の時に撮った作品。1時間強のやや短めの映画だが、至るところに芸術的センスが光る場面が散りばめられた感じ。
タイトルは何やら刺激的な雰囲気を出しているが、会計士…
これだけ、画面の美しさや、構図にこだわりながらも、脱ロマン主義な素材。
ロマン主義ってのは、煩悩への誘いなんだろうな、うん。
前世紀のお話?をそのまんま現代に引っ張ってくるのは、強引なんだか、お…
叔父の元で会計士として働く男が、向かいの建物の窓から覗くブロンド少女に恋をする話。
構図の一つ一つからどこかアーティスティックな雰囲気が漂っていて洒落てる。
度々挿入されるリスボンの街並みを映した…
職場の窓越しに見える、通りを挟んだ向かい側の窓から外を見るブロンド少女に熱烈な恋をしてしまった若き男性の物語。失意を癒すためにアルガルヴェへ向かう列車の中で、たまたま隣り合った中年女性に、主人公の男…
>>続きを読む思っていた以上に掴めない作品だった。ひよっ子にはまだまだわからないらしい。
普通の洋画だったらこんなにワンシーンが長く無いから、本当に自分が字を追って小説を読んでいる感じ。ブロンド少女がすごく可愛い…