RIO

夏休みのレモネードのRIOのレビュー・感想・評価

夏休みのレモネード(2002年製作の映画)
3.8
キリスト教以外は天国に入れないと素で信じているピート
ちょっと老け顔のピートはタイミングが悪そうだ
学校で怒られてばかりでシスターから悪魔への道を進んでいると告げられる
彼の焦点は地獄行きが決定した自分が正しいことをして天国へ行くこと

その為に救われることのないユダヤ人*彼の中で*をキリスト教に改心させることを思いつく

想像力から出てくる天国と地獄
この世にいる人は誰もどちらにも行って帰って来た事はなくてただ信じているに過ぎない
そんな広大無辺なテーマを中心に自分のできる事を知ることが描かれてた

神様は正しいことをすることのメタファーであって
天国への道は信じて祈ったりするだけではないというピートの言葉にグサッと来た

ピートの存在がスペクトルのように信仰の深い意味を示して
いつの間にかラビ・ジェイコブセンの支えになっているのもとても良かった

ただのいたずらっ子の話ではなかった
純朴な気持ちに染まりました
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