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長い長い殺人のえくりぷすのレビュー・感想・評価

長い長い殺人(2007年製作の映画)
3.5
宮部みゆきの小説を映像化。WOWOWで放送(2007年)→映画館で上映(2008年)→TBSで放送(2012年)という流れなので映画というよりテレビドラマか。

男が轢き逃げされる。男には多額の保険金がかけられ妻が保険金目的で殺したのではと疑われる。探偵のもとに夫に殺されると訴えてきた女性が死体で見つかる。2つの事件は保険金目当ての交換殺人なのか?

原作は財布の一人称で語られるという特殊な形式の小説。映像化でもそれを再現しているが、財布の一人称という設定は物語に絡んでくるわけではないので、バッサリ切ってしまったほうがわかりやすかったかも。

物語も面白く、俳優の演技もよく、カメラワークも自然。で、最後まで見て2012年の地上波テレビ放映時に見ていたことを思い出した。もう10年以上前か……。
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