RIO

タブウのRIOのレビュー・感想・評価

タブウ(1931年製作の映画)
4.5
島の奥地の川に緩やかに流れる花冠
みんなから離れて2人になったマタヒはレリの頭に花冠をのせる🌺

島に訪れた帆船を迎える島民たちがカヌーで競って波を切る クジラのように潜り舟を下から押す少女が泡で見えなくなる
その泡を観ていると炭酸水が頭から爪先に流れる感じ

「Moana Papeete」と書かれた帆船に乗ってきた戦士にレリは捧げられることになってしまう
みんなの栄誉のためそれを拒むことは許されないと長老に渡された書簡に書かれていた
タブウを犯せば死だと

島の長老から強く反対されてマタヒとレリで島から離れ真珠の採れる島に暮らし出した2人 とても貧しいけど幸せいっぱい

レリのために危険だと分かっていても真珠を獲るため「TABU」 と書かれた看板を無視して命綱1本で海に潜る
真珠を目前にマタヒに迫りくる敵が明らかにオモチャの鮫だと分かっていても凄く迫力出てた

島の存続の為に裂かれるマタヒとレリ
相手の幸せを望んでいる
少しずつ波がその距離を運ぶ
エンディングに向かってボルテージが上がる没入感 あぁぁ 2人は本当に美しい🐚
RIO

RIO