カネコ

ウィッカーマンのカネコのレビュー・感想・評価

ウィッカーマン(1973年製作の映画)
2.7
とにかく生贄は汚れの無い清らかな存在が良い。

普通のホラー映画だとセックスした人が殺されるけどこれは逆。
生贄は中年まで純潔を守ってる敬虔なカトリック信者の警官ハウイー。
少女が行方不明になったという手紙をもらってスコットランド本土から孤島の村に捜査に来た🚤

島民は土着の神を信仰していて性に奔放。
少年少女がお祭りで下ネタ満載の歌を歌ったり裸で踊ったりちょっと下品で長閑なミュージカル風のシーンが続く。

パブの2階に宿を借りたハウイー👮‍♀️
夜中にパブの娘が壁越しに全裸で誘惑ダンス。それに苦悶するハウイーのシーンが最高。

最後にウィッカーマン登場🔥
キャンプのの最後はやっぱりキャンプファイヤーだよね!的な盛り上がり。

中盤でハウイーはキリストの教えを振りかざしてけっこう横暴な態度なのでこのラストも致し方ないなと感じた。

キリスト圏の方々ってこういう考え方の人が多いのかな。それとも当時の考え方なのか。多様性を認めないと恐ろしい事になったりする教訓的な作品。
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