高峰三枝子さんの女学校教師ぶりが本当にすてきで、私が生徒でも好きになっちゃうよ〜。それなのに訛ってるって、好感度高すぎる。「け」って何度も言っちゃうところとか、あんみつ2つとかのユーモアは清水宏の方…
>>続きを読む「えいこさ〜ん、ほそかわさ〜ん」の呼び声の繰り返し、ドアを開けるたびに揺れる半透明のカーテン、人のいはいないところまで川の流れを追うカメラの平行移動。少女と先生を主役にした学園映画という体裁とは裏腹…
>>続きを読む高峰三枝子が下宿する芸者屋の若い芸者見習いが仲間を連れて校庭の遊具で遊んでいるを校内から捉えるショットとか、ハイキングで訪れる山の風景とか、あんまり瑞々しくてうっとりする。自然のなかで反響する「えい…
>>続きを読む映像表現は相変わらず素晴らしいのに音質が笑えるレベルで悪すぎる場面があったのが勿体無い。
でも良い意味で映画の教科書とも言える演出と撮り方のおかげで音の悪さも徐々に気にならなくなっていき、果ては音…
松竹大船映画。
清水宏、学園もの撮らせてもお手本のような巧みさ。お上手。
「えいこさぁぁぁぁあんっ」ビブラート効かせた栄子を探す声のトーン凄い。叱ることも可愛がることも愛情を持って利害関係で可愛がっ…
学園ものの文法が恐ろしいほど完成されている。
導入が素晴らしい。女学校に訛った新任教師が降り立つ。明確で簡潔。訛りへの嘲笑。攻勢に出た新任教師の恐ろしさ。しっぺ返しをくらって失踪した細川さんを探す件…