日本ミステリーの金字塔ということで鑑賞。
今見ても、普通に面白い。
どこかで見たことがあるシーンばかりなのは、この映画が後に与えたインパクトのデカさゆえだろう。
オマージュの元を知れたので、これ…
このレビューはネタバレを含みます
日本映画といえば 「ヤクザ映画」 か 「社会派映画」 みたいなものくらいしか見当たらない1970年代に、こんなに娯楽性にとんだ映画が作られたんで、たぶん日本中がびっくりしたんじゃないだろうか。この映…
>>続きを読む後年「エヴァンゲリオン」などでもオマージュされた明朝体の文字が独特に配列されたクレジットに大野雄二の「愛のバラード」、インパクト抜群のオープニングを観るだけでも銭を払う価値がある。不気味さ満点のスケ…
>>続きを読むスケキヨは蠱惑的という表現が恐らく合う。一方に映像から得られる視覚的な蠱惑性があり、他方でそれはプロットの核として自然と注意が向くための下準備になってる。希ガス。
緊迫した言い争いに短いカットが用…
デジタル修復版のBDはまだまだ高いので、CS放送時の録画版を保存中。
私にとっての「犬神家」はこの76年版!
美しいが、陰のあるヒロインとして
珠世役の島田陽子さんは絶品。
犬神家の面々も絶妙なキ…
40年以上前の映画だけど、自分が思っていたより古臭さは感じなかった。
この時代の女性俳優は、色気というか、今と違った魅力を感じられてそれだけでも見る価値はあった。
莫大な遺産を巡って家族が憎しみ合…