ケスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ケス』に投稿された感想・評価

 初のケン・ローチ作品

 イギリス、ヨーク州の炭鉱の町。少年ビリーは兄にいじめられ学校でも同級生にからかわれて先生には殴られる毎日を送る。ある日、ハヤブサの雛を見つけて大切に育てていく。

 トリ…

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常に労働者階級の目線で厳しい現実を描くケン・ローチ監督の初期作品も、やっぱりブレていないです。

イギリスのヨークシャー地方の炭鉱町に暮らす少年。父親は失踪し母親と兄との三人暮らし。お約束の様に貧し…

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2MO

2MOの感想・評価

4.1

寒々しい曇天に聖歌は虚しく響く。喧伝される悲劇的結末もさることながら、60年代イギリスの閉塞感、労働者階級の未来なき翼をもがれた子供たちを取りまく社会状況へのケン・ローチの徹底したリアリズムに胸が詰…

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2024 131本目 5/19

ケン・ローチ作品 初鑑賞!
あまりにも訛りすぎている

貧しく家庭環境も学校生活も最悪。楽しみはふと手に入れた鷹の雛の世話と訓練。そんな少年の日常を切り取った作品。
あ、そういえば映画ってこういう感じで良かったんじゃん…と思い出させてくれる感じ。
映画を…

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Tats

Tatsの感想・評価

2.0
ケンローチは処女作(?)からケンローチだった。

子供の事情を完全無視する大人たちが「友だちのうちはどこ?」を思い出させた。
昔見て衝撃と感動を受けた。
内容は文章にするような細部は覚えていないが、とにかくよかった。
どこかでケンローチ監督特集やったら観に行きたい。
テロリ

テロリの感想・評価

2.8

炭鉱の町の労働階級家庭に生まれた貧しい少年が主人公。

炭鉱で働く兄は粗暴で、母も子供に無関心、家にも学校にも居場所がなく、何に対しても希望が持てない。そんな中、ひょんなことからタカの訓練に生きがい…

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ケン・ローチということで胡乱さ満載の中で視聴開始。

果たして悪い予感が的中。

舞台は斜陽産業の寂れた炭鉱。湿ったイングランドの空気感。不遇な環境に置かれた子ども。心血を注げる何かを見つけ…。

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Miri

Miriの感想・評価

4.5

傲慢な兄、理不尽な教師、早起きして新聞配達、窮屈で閉塞的な毎日を送るビリーは
空を優雅に悠然に飛ぶ鷹に惹かれる。
ケスと名付けた鷹を躾けるがケスはペットではない、飼っているのではなく見せてもらってい…

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