みちゃまる

死刑台のメロディのみちゃまるのレビュー・感想・評価

死刑台のメロディ(1971年製作の映画)
3.9
実際の冤罪事件であるサッコ・バンゼッティ事件。アメリカ司法は未だに冤罪と認めていないようだけど…。
思想や背景だけで、勝手に事実が変えられていく恐ろしさ。いくら一般民衆が団結しても権力で握りつぶされ、ただの見せしめでしかない裁判。司法とは、正義とは一体何なのかを考えさせられる。精神的に追い詰められ、すべてを諦めたサッコが見ていてとても辛かった。
EDテーマ、すごく良かった。劇場で見れて良かった。
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