このレビューはネタバレを含みます
2024年 11本目
同じ夜のお話
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ
乗客と運転手ってだけの関係性
本当に短い間なんだろうけど
こっそり覗かせてもらってるような作品
登場する人たちは個性的で、街並みも違う
口が悪くて粗雑だけど優しい言葉をかけられるコーキー
最初コーキーの言動に眉を顰めてたけど、最後は鳴ってる電話に強い言葉をかけるヴィクトリア
慣れない英語と運転で行きは楽しかったのに帰り道は不安になるヘルムート
運転も騙されない方法も面倒見が良すぎるヨーヨー
目が見えないという生活が気になり、本質を見抜くような言葉に心動かされる不運な男性
音を頼りに自分の世界を生きていて、自分の言葉を伝えられる盲目の女性
終始自分のことばかり語るおしゃべりなジーノ
嫌そうな顔をして話を聞き発作を起こす神父
最愛の人を亡くし不幸の真っ只中にいるミカ
人生で1番不幸な出来事があったというアキ
涙脆く、あっさりアキを全然不幸じゃないと言い、酔い潰れたアキをそのままにして帰る2人組
仕事終わってゆっくり過ごしたい時に
明日も頑張ろうと思える作品