このレビューはネタバレを含みます
2024年 10本目
とても綺麗な作品だと思った
街並みも登場人物も
自殺未遂した妊婦から胎児を取り出して
胎児の脳を母に移植するとかまともじゃない
最初のぎこちない動きをするベラが
大人の女性に成長していく姿
見目麗しい女性が奇人扱いされる
羞恥心のかけらもない常識はずれた言動も
愛らしいようで壊れている
下にいる死んでいく子供たちを見て
走り出したベラに心臓がきゅっとなった
戻ったベラにかけるゴッドの言葉が好き
ベラが消えて体調を崩す姿に
実験体と研究者をこえた愛情や父性を感じた
自分と同じ境遇の人に、悲しみをを感じられるようになったベラが好き
終始綺麗な作品だった