8Niagara8

天使の復讐の8Niagara8のレビュー・感想・評価

天使の復讐(1981年製作の映画)
4.0
トラウマというよりも変貌ぶりに釘付けに。
復讐が度を越して、残忍さが増す様は食傷気味だが、撃った後の画がすっきりしているギャップはかなりの皮肉である。
外に出る醜悪たる男性性というものに反目したが、その思い込みとは真逆の悲しき男に会い、全てが動揺する。
ここはうまかったなあ。
結局男性性と女性性の対立というよりも、彼女が孤立した社会や人々の冷淡さの方が強調されていたように感じる。
B級っぽさはありながら、主張ははっきり確立されていて図太い。
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