戦前はギャングとして鳴らしていたが、今では賭博師として気儘に暮らす初老の男がグランプリの夜にカジノの金庫破りの大博打に出るモノクロのフレンチ・ノワール。金庫に聴診器当てるやつ。メルヴィルはやっぱりカ…
>>続きを読む序盤は粋な人物紹介、中盤は犯罪計画と練習、クライマックスでお約束的な展開に緊迫感が増し、加速してゆくスピードに呑まれたまま迎えるラストはそれまで何を見ていたのか混乱して頭が真っ白になるほど衝撃的!
…
ジャン=ピエール・メルヴィル初期のフレンチ・ノワール。
といっても「サムライ」のようにゲキ渋ではない…が、そこがこの作品の魅力的なところだと思う。
モンマルトルで名の知れた初老の賭博師ボブ(ロジ…
ハリウッドの佳作のような印象が拭えないかな。
やはり『いぬ』以降のメルヴィルが大好きだと再確認。
これはこれで良いんだけどやなり個人的には、思い通りに撮れるようになった中期以降にみられるメルヴィル・…
このレビューはネタバレを含みます
カジノ襲撃計画の首謀者であるボブが一足先にカジノへ到着すると、勝負師の血が騒ぎ出し、計画もさて置き賭博に興じてしまう。ボブを欠いた仲間たちはカジノ襲撃に失敗、全員が警察に射殺される。ボブが証言者とし…
>>続きを読む度々連続投稿すみません。
メルヴィル、最初で最後のポップコーンを食べながら観れる映画。独特のブルーのないメルヴィル作品もまた一味違って良い。
しかしジャズ隊や強奪の予行練習、人物に影を効かした演…