カウリスマキがメルヴィルの影響受けてると聞いて観たけど、確かに臭いセリフの使い方は似てるところある
ポロ死んだあとにほくそ笑んで上手いこと言ってる場合かという感じだけど、これがノワールの良さか。カ…
高所は天国、低所は地獄。撒水車のような偶発性に運命を託しながら、父親代わりにもなれず継承されることのない賭博師ボブ。決起する瞬間の上(天国)を見つめる様と交錯しない視線のカットで結末はなんとなくわか…
>>続きを読む 破滅へと誘われる男の心理の探求、光よりも闇を強く描くキアロスクーロ、妖艶なファムファタール…
フィルムノワールと呼ばれる作品群の構成要素であるこれらのモチーフを悉く内包した本作は、紛れもなくフ…
うーん、メルヴィル作品の独特の間、好きだなぁ。
渋さがすごい。
プロット的には、
ちょっと前の「現金に体を張れ」にめっちゃ似。
仲間を集めた犯罪計画。
迂闊な奴が、女の興味を惹きたくて計画を話し…
<粋で哀愁漂う異色のノワール>
ツキの逃げた老賭博師は、カジノ強盗を目論んで仲間を集め計画を練るが、いざ実行の段になると、その日に限って勝ちまくり、賭博師の性からのめり込んで、襲撃の手はずが狂って…
まさか。まさかコメディやったとは!
賭博で生計を立てているボブは年季の入ったギャンブラー。彼の友人と言えば、彼を昔世話した警官と街の小悪党達くらい。昔はギャンブルの世界で儲けていたものの最近は親切心…
パリの町並みや紳士淑女のエレガントな着こなし、音楽おもしろいな~と思いつつ、前半ちょっと起伏のない所で寝てしまった。
若い仲間がカジノを襲う計画を意中の奔放娘に洩らしてしまう辺りから、物語が転がりだ…
カジノ襲撃計画の首謀者であるボブが一足先にカジノへ到着すると、勝負師の血が騒ぎ出し、計画もさて置き賭博に興じてしまう。ボブを欠いた仲間たちはカジノ襲撃に失敗、全員が警察に射殺される。ボブが証言者とし…
>>続きを読むメルビルのボブについて
ジャンピエールメルビル脚本(他一名)監督。
賭博師ボブ
髪は白髪に染められいつもシックな初老の男性。
年甲斐もなくサイコロやカード博打好き。
彼のよく行く…