『バッドボーイズ』シリーズ第2弾。
合成麻薬エクスタシーを大量に捌いている巨大シンジケートを捜査せよ。
「ウ〜サァ〜!」
『ザ・ロック』『アルマゲドン』『パール・ハーバー』とヒット作を連発し、ノリノリ期のベイ作品。
2の方が好きとの意見も多いようだが、個人的には1の方が好き。
前作から全てがスケールアップ。アクションシーンを筆頭に楽しめはしたけれど、流石にやりすぎだとも感じた。ベイ作品の魅力は、物のデカさ、物量の多さ、バカさ、派手さだとは思うのだが、余りにも見せ場見せ場の連続だと、だんだん飽きてくる。おフザケ脱線パートがダラダラ長いので、中弛みを感じてしまった。
好きなシーンは多い。
KKKに扮するBad Boysの登場シーン。ジョン・ウーばりの2丁拳銃&スローモーション。スーパーカーをずらりと並べた『ワイルド・スピード』級のカーチェイス。マイケル・ビックのジャージ。メキシカン・スタンドオフ時に、やたらとグルグル回るカメラ。死体の頭パッカーン。ヘリvsモーターボートチェイス。ラジコンカー型爆弾。『ポリス・ストーリー』オマージュの、斜面のバラック集落を駆け抜けるカーアクション。
『アルマゲドン』に続いてイカれたロシア人役をピーター・ストーメア。不運続きのチンピラ役にマイケル・シャノン。カメオ出演でダン・マリーノ。
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