フライ

悪夢のエレベーターのフライのレビュー・感想・評価

悪夢のエレベーター(2009年製作の映画)
3.5
正に悪夢のエレベーターだったが、ドタバタブラックコメディサスペンス的な二転三転する内容は想像以上に楽しめた。
内野聖陽、斎藤工、モト冬樹、佐津川愛美の4人でほぼストーリー展開するもそれぞれナイスなキャラクターがとても良かった。特に佐津川愛美のギャップのあるキャラクターは作品内容にとてもマッチしていてとても好感が持てた。
冒頭の暗い入り方と序盤個性的なキャラクターで織り成すエレベーター内でのコミカルな展開のギャップに、何処と無く不自然さを感じつつも中盤から終盤にかけてのしっかりとした背景説明と芯であるサスペンス展開とエグい内容は良い意味で裏切ってくれ、かなり面白かった。
低予算?でもアイデア次第で幾らでも面白い作品は出来る良い例だと思えた。
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