恥ずかしながら初鑑賞。
ランボーという強い軍人が1人で悪者相手に無双していくコテコテのアクション映画というイメージしかなかった。いや、実際そんな間違ってはいないんだけど 笑
ただいわゆるそういう古典的ヒーローものとこの映画が一線を画するのが主人公ランボーの戦いがそんなスケールが大きくない。むしろ小さく、そして彼が傍から見れば非常にみっともないということ。大の大人がこんな意地はって悪あがきするなんて…と思う人もいるかもしれない。実際自分も最初は少し思った^^;
けどランボーは当時のアメリカの傷そのもの。戦闘になればどんな状況でも死なないんじゃないかとすら思える屈強な男として描かれているあのランボーがPTSDのような症状に悩まされ続け、挙句同じ国民にも避難される。劇中ほとんど台詞のない彼が最後に箍が外れたかのように心情を大佐に吐露するシーンにみっともなく悪あがきをした彼がフラッシュバックしてきて思わず涙してしまった。
あと関係ないけど若い頃のシルヴェスター・スタローンと阿部寛って少し似てる 笑
