ジェルボール

エリ・エリ・レマ・サバクタニのジェルボールのレビュー・感想・評価

4.0
レミング症候群だったか、死にたくなる症状をノイズミュージックが浄化するという、そんな話

前半のライブシーンは暴力温泉芸者の延長みたいなやつで(ちゃんと聴いたことはないけど)、最後の浅野忠信は屋外の開放的なメタルマシーンミュージックみたいなギターノイズ 全編、赤みがかって黄色い陽の光、だったような 合間に弓で擦りつつエフェクトされてくサウンドが好きだった

パフォーマンスと音がピュアに体感できたので、最小限のストーリー性さえ、まどろっこしく感じてしまった 中原昌也は重要なんだか、そうじゃないんだか曖昧さがあるけど、それゆえの魅力がある 妙にノーブル 探偵の存在意義がわからず、帽子くらいしか印象がない