北野武監督のキタノブルーと呼ばれる色彩が輝く作品、一つの海がさまざまな表情を見せ、言葉はなくても信頼し合う2人と久石譲の音楽が導く世界観に浸り。ラストシーンでは、溜まっていた感情が一気に解放され、見…
>>続きを読む海を見ているような映画だった。
ゴミになってたサーフボードがきっかけで聾唖カップルに訪れた思い出の話。本編はきっと乗り越えた彼女の思い出なのかなと解釈。タイトルコールのタイミングも意図的。
久石さん…
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他の北野映画でも印象的なのだがカットの順番が“コト、モノ”→“リアクション”ではなく“リアクション”→“コト、モノ”であることが印象的。後者の画面連鎖であると観客は焦ったくも感じるがリアクションが印…
>>続きを読む「プロの映画監督ではない映像のぎこちなさ」をどこまで意図的にやっているのか気になった!
ぎこちなくも独自の美意識で進む映像に、久石譲の劇伴が大仰だという人もいるかもしれないけど、僕はバランス良いと…
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またまた素晴らしい映画に出会ってしまった…。
途中までもすごく良いけど、ラストの展開は驚いたし切ない。
全て観終わって「あの夏、いちばん静かな海。」というタイトルを見たら、彼女が主人公との想い出を思…
ゴミ捨て場のサーフボードが夏を連れてくる。サーフィンに熱中していく彼と、寄り添う彼女と。耳の不自由な男女のひと夏の出来事。二人だけの世界が拡がっていく様子を静かに淡々と描いていく。ひときわ静かな夏の…
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・(ラストの回想以外)かなり説明的な部分を削ぎ落とされていて、没入感がある
・出てくる人たちの、大袈裟ではないそれぞれのちょっとずつの親切でお話が動いていくのが良かった。
・昨日まで当然のようにそこ…