きらびやかな生活の中にある空虚さ。
ワイの趣味ドンピシャでかっこいいからいいけど、ソフィア・コッポラはすぐ自分の好きな音楽流すよな〜。
最後の15分だけこれまで描いてきたマリー・アントワネット像とブレ>>続きを読む
見て見ぬふりの残酷さ。
僅かな音ですら耳を塞ぎたくなる。
状況を客観視させるためなのか俯瞰したようなカットが多い気がした。
ラストシーンは皮肉的でほんとなんとも言えなくなる。色んな出来事が対岸の問題じ>>続きを読む
重くて不条理。
神秘的なシーンが多くそれがなお神の不在を強調させられるように思える。
あのカエルは一体なんなんだ。
時間軸を遡ってく構成であるからこそのラストの切なさ。
ストーリーはアメリカン・ニューシネマ的な感じなのかな。
おもろい。映画表現の究極はサイレント映画であるみたいなくだりとか、ここで語られる技術は普遍的で、そりゃ今まで影響力があるのも納得。
映画を見るときどうも自分は作家のこだわり・フェティシズムに注目してし>>続きを読む
メンヘラ映画。
モニカ・ヴィッティの何にも満たされない感じが良い。
工場とかの無機質な背景がこの鬱屈とした様子を助長してる。
何回見てもルーフトップはいいね。
get backと比べるとシーンの繋がりやストーリー(ジョージとポールのいさかいとか結構こっちだと唐突に思える)に欠けるからドキュメンタリーとしてはあんまかも。
まあ>>続きを読む
ギラギラな西陽と夜の街のネオンが印象的。
冒頭のシーンやら、ちょくちょく挟まれるくだらない会話やらタランティーノみを感じる。
品高くかつユーモラス。
インテリア、全体の色味、映像や演出のスタイリッシュさ、すべてものすごく洗練されているように感じる。
ドワネルのこじらせ具合と社不っぷりに笑える。
それぞれがゆるくピリついてる感じ、あんまそういうの見たことなくて新鮮。
竹刀で柄本佑が襲撃されるとこ、ほぼ同じタイミングでなにこれって言ってもうた。
クソおもれえ。
目まぐるしい展開に常にワクワクさせられた。
クラブの一連のシーンまじでイカしてたな。
なんやこれ、すごいな。
オカルト、SF、村社会、異常性癖、メタ、サーカス、様々な要素が混じり合ってもはや胡散臭さまで感じる世界観。
主人公も結局ずる賢いような大人になってしまっているのが切ない。
どの一瞬切り取っても絵画のような美しさで眼福。
足音や雫が落ちる音、心地よい音が常に鳴ってたな。
内容は哲学的で難解。終始理解できなかった。
退廃的。
モラトリアムは永久に続かないものよね。
60年代のロックがずっとかかっててかっこいい。
思ってたよりハードボイルドだった。
オープンカーの屋根上がってくるとこ状況的に不謹慎だがシュールで笑ってもた。
閉塞感ともどかしさがひたすら続く2時間。
雪原や教師の恋人の服だったり、白黒なのに一際白が引き立つ映画だな。
1つ1つの映像、不穏な感じがありつつも心地よさを感じさせる音響が独特の世界観を形作っててそれにとても惹かれた。
シーンの移り変わりや会話がゆったりと進んでて世界観に没入する良い余白になってたと思う。>>続きを読む
この馬鹿馬鹿しさとキモさ、まさにリンチって感じ。
意外とハッピーに終わったので高評価。
増大していくバンドのパワーに佐藤伸治もフィッシュマンズに関わる人もみんな耐えきれなくなってく感じ見てて苦しかったな。
その文脈があってのラストのIn The Flight本当に切ない。
喪失感が生活を蝕んでく様、まじでリアルだ。
何が起ころうと淡々と進んでいく日常を受け入れる家族の姿が最後のシーンと音楽に集約されてて好きだった。
名だたるメンツのインタビューを通して映画という形態の゙特殊さがいろんな角度で見えてくる構成がおもろい。
配信が主流になってこのとき以上の変革を迎えてる今こそこういう映画をまた作ってほしいな。
そらこんな家庭環境で育ったらドワネル君もグレますよね。
ガキが悪さする映画をここまでオシャレに映えさせるトリュフォーのセンスとパリの街よ。
切なすぎ。
少ないセリフ相まってもはや久石譲のMVになってるまである。
ゆるさと悲哀に満ちつつシニカルな感じが良い。
漫画みたいな演出とか原作者出演やらで伝記ものだけど伝記ものすぎず楽したな。
最終的に負けてもいくつかの小さな戦いでは勝ちたいものだってすっごい好きな言葉。
なんか掴みどころのない感じあってハマり知らんかった。
突拍子のない展開や微妙に共感しづらいキャラこらどことなく感じるB級感を洒落た風に落とし込んでてセンスあるなあとも思う。
画面がどこ切り抜いても綺麗で、どのショットも徹底的にこだわり抜かれてるのを感じる。
悲哀に溢れた物語だけどユーモアももバランスよく織り交ぜられてて見てて重くなりすぎないのがいいね。
やさしさのすれ違い>>続きを読む