本作のリメイク版が公開されることもありYouTubeで無料公開(!)されていました。ナイス😂
黒沢清の描く人間の、フィクションすぎるリアリティとバイオレンス(ややこしいけど本当なんです)が好きな方は>>続きを読む
カリウスマキのことは、先日公開の『枯れ葉』まで知りませんでした🙇♂️いつも不勉強ごめんなさい。でも楽しみがまだたくさんあっていいでしょ!
ベテラン監督ですよね。それで、いぶし銀の作品だろうと思って>>続きを読む
ひとつ前に見たロメール作品が、割とあっさり終わった印象だったのでもう一本!
こちらも似たテイストです。なるほど、ヌーヴェルバーグ出身の監督も、80年代にもなるとここまでポップで大衆性を帯びるのね。大>>続きを読む
知人に教えてもらい初・ロメールです。まだちょっと見方がわからないかも。別のを見てから感想書きます!
2024.5.22
ああ、なるほど!これは好き嫌い分かれる作品ですね。鈴木清順の大正ロマン三部作に通じるような、ちゃんとした人が撮る「ヘタうま」「ヌーヴェルバーグ」の系譜というか。
2003年の僕は21才。前年の映画『>>続きを読む
2024.5.18
坂本龍一が音響設備を監修した「109シネマズプレミアム新宿」で。
これは音楽作品であり、音楽家の辞世の句としてもっともピュアな形で記録されたものだと思います。または自演のポジティ>>続きを読む
ここ数年で北野映画を見るようになり、でもなんかバイオレンスな部分は避けてきてたんです。血とか見るの嫌だし…
本作を見て、そんな子どもみたいな自分を恥じました。大人になったのかも。
時代とともに形は>>続きを読む
【見るのは2年ぶり、2回目】
鋭い考察と心地よい映像美の連続が最高。
弛緩を続ける日常と真実が、コラージュ、カットアップ、前衛、ポップアートなど絵画的手法で展開されていきます。
ゆるやかに偏在・>>続きを読む
「プロの映画監督ではない映像のぎこちなさ」をどこまで意図的にやっているのか気になった!
ぎこちなくも独自の美意識で進む映像に、久石譲の劇伴が大仰だという人もいるかもしれないけど、僕はバランス良いと思>>続きを読む
life is comedy これは喜劇ですね。主人公にかつての私を見た😂陽気にいこうぜ。
先日、母が亡くなった。数年前に父を亡くしたので、いよいよ両親ともにこの世にいなくなったわけだ。これはまあ覚悟していたことですが、今まで以上に頻繁に「家族」について考えさせられることになりました。
そ>>続きを読む
淡々としていて、けどそんなに憂鬱さは感じず面白かったです。MOONRIDERSの同名曲(本作から拝借)の陰鬱な雰囲気と共通点多いですね。なるほど!
ラストが最高。ほとんど60年代ガロ漫画。
特定の>>続きを読む
見始めて、あ!やばい。これ日テレのドラマじゃん。と思いつつ眺めていました。途中、思ったより官能的な場面がありびっくり。
愛すること=信仰心へと繋がっている、みたいなことが描かれてるのかな?そこはちゃ>>続きを読む
役割に忠実な人々が紡ぎ出す、日本的な"潜在的"で"玉虫色"なポストトゥルース・スペクタクル社会。
場面やフォーカスされる人物により異なる事情を描くのは『桐島〜』の吉田大八的だし、前半と後半のテーマの>>続きを読む
うーん、面白い!
3日前に初めて『アメリ』を見て、これは!と思ってジャン=ピエール・ジュネの特集になりました(脳が)
それで本作は1991年なのですが、90年代に渋谷系全体で起こった、60sをdig>>続きを読む
2024年・41才の男性が初アメリってどうなのよ。
20世紀のフランス映画・ラブコメ部門の集大成みたいな作品になるのかしら。あんまり詳しくないので、答え合わせは後日にでも。
作中にサラリと
「人間>>続きを読む
センスの良い友人がフェイバリットに挙げていたので急いで見ました。どの場面も絵が良いですね。
で、肝心のストーリーがすごい。
どんなに揺るぎない思いも、時と場合によっては相手の良心を削ってしまう。>>続きを読む
ウェスアンダーソン監督作品は『犬が島』以来です。
この人の作品って「面白い/面白くない」ではなく、もう一つ手前にある「この表現世界が好きか/嫌いか」という、ある種わがままな直感を作品評価に使うよう促>>続きを読む
もうええって!の応酬。または暴走するストレンジ、ロマネスクとそこに宿る批評性。日本が誇るベテラン監督による、ジャパニーズ・ヌーヴェルヴァーグの傑作でした。
「一生醒めなければ、夢が夢ではなくなる。」
女性が持つ美意識や、細やかな心の動きを今までなるべく見ないようにしてました。本当はわかってるはずなんだけどね。
素敵な人になる努力をサボってごめんなさい。まだ間に合うならば、本当の意味で相手の気持ち>>続きを読む
アメリカにおける文化の中心・ニューヨークのPUNK/NEW WAVEシーンから登場したTALKING HEADSの演奏がノリに乗っていた1984年。そのライブドキュメント映画です。
アートと大衆、批>>続きを読む
浅井健一や大槻ケンヂ、斉藤和義がそれぞれの楽曲にモチーフとして選んでいる本作。または、劇作家のるんげさんがフェイバリットに挙げている作品をやっとやっと見ました。
海外の映画作品って、忖度&ハイコンテ>>続きを読む
恥ずかしながらこの年齢まで「全共闘」「三島」の肝心な部分を知らなかったんです。エンケンやはっぴいえんどを聴いといて何事だ〜と怒られちゃいます。誰よりも先にZ世代のメンタルなので許してね。
そんなこと>>続きを読む
『田園に死す』の後に見たので、まだプロトタイプ感が否めなかった。具体的にはまだルサンチマンに飲まれてるというか。『田園〜』の方は自身の闇をエンタメにすることに躊躇がなく、客観さえ感じられたから好きっす>>続きを読む
2004年6月に川崎市市民ミュージアムで『谷岡ヤスジの世界展』を見に行きました。その日はイベント開催日で、ちょうど本作のDVDボックスを手がけた宇川直宏さんとDJ TASAKAさんのビジュアル×サウン>>続きを読む
はじめての鈴木清順作品です。いやー難解だった!技術と経験に裏打ちされた映像美と、ニューウェーブ感覚あふるるシュールなスカシの応酬。これは賛否両論分かれそうですね。他の作品も見てみようと思いました。
高校2年生の僕に古文の女性教師が「鷲尾、お前は寺山とか好きだろう?」と尋ねました。家族から"束縛に似た愛情"たっぷりに育ててもらった結果、社会進出に失敗した小学生時代を経てねじれてしまった心の奥を見透>>続きを読む
各所で話題のPYLさんが出演してると聞き、新宿で初回上映を見てきました。随所に「あの頃」を思わせる表現があり面白かったです。チェッカーズ in TANTANタヌキ的な。メインビジュアルからもわかる通り>>続きを読む
やはりこの世界は広義の宗教がなくちゃ生きてけない。社会も恋愛も信条もすべて宗教的な意味合いを持っているだろう。公開当時、高校生の頃に見ておけば、もっと賢く生きれたのに。うーん後悔した。オウムの内部と外>>続きを読む
(前提:なるべく他人のレビューを読む前に書くよう心がけています)
というわけで、メジャーな会社が配給している映画としては前代未聞の「宣伝ナシ」作品を見てきました。そりゃあ自信作でしょうからよく出来て>>続きを読む
1965年の未来型ディストピアSF作品です。ゴダールにしてはストーリーがきちんと追えるし、場面転換/アクションシーンの小気味良さも楽しい。随所に散りばめられた記号(暗号)からは、人生の哲学と時間への愛>>続きを読む
もしもハリウッドが低予算おしゃれ映画を作ったら…?という風情がしますね。何気に女性監督の映画は初かも。あえて作品表現における男女差を指摘するとすれば、かなり女性的視点で描かれた世界に思えて随所に「なる>>続きを読む
違ったジャンルの映画も見てみよう!そんな理由で、趣味の話はしたことないけどセンスが好きな人にオススメしてもらいました。童話『白雪姫』を題材にした実写映画で、姫がイジワルな継母に城を追放される→でも姫は>>続きを読む
一連のヌーヴェルバーグ映画を体験した後に見たので「わっ!ちゃんとしたフランス映画」と感じました。女心は気まぐれであり、恋愛は娯楽に過ぎない、という証拠を突きつけられた気分。スケッチショウ(細野晴臣×高>>続きを読む
三木聡がここまで消費者からdisられる日が来るとは思わなんだ…。オタクvsサブカル論争というものがあったとしたら、サブカルがオタクに完全に追い越されたタイミングの作品だと思う。本作が『シン・ゴジラ』と>>続きを読む