椿本力三郎

悪名の椿本力三郎のレビュー・感想・評価

悪名(1961年製作の映画)
4.1
男のロマンあふれるバディムービー。
勝新の弟分、デヴィット・ボウイかと思ったら
若き日の田宮二郎でした。
2人が義兄弟の契りをかわすシーンの緩急が素晴らしい。
女優陣も豪華。
中村玉緒の照れた表情と仕草は
確実に演技ではなく素ですな。可愛い。
女親分役は「おちょやん」のモデルである、
浪花千栄子。
粋で、ハンパない迫力。
中田康子の菩薩のような存在感。
インド映画にも通じるエンターテイメント性の高さを感じました。