キャッスルグレンギャリ

女相続人のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

女相続人(1949年製作の映画)
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U-Nextで鑑賞。オリビア・デ・ハビランドが主役を張った作品を見るのは本作がはじめて。
「メラニー」を演じた彼女が主役で、、物語の主人公は器量が悪く(つまりブス)、性格も暗め、、最初「え?、主人公はどこ?」と思いました。オリビアが器量が悪いなんてありえないですから。でもよく見るとメーク、髪型が地味、華がなくて、ああそうか、と。
主人公キャサリンはどうなるのだろう、父親が亡くなって、モリスから財産を奪われ捨てられてしまうのか、それとも目が冷めてモリスにどんな仕打ちを食らわすのだろう、結構ハラハラする展開でした。
ラストシーン、オリビアの本作で見せていなかった、打算的な男に仕打ちを食らわした表情が見事でした。
モンゴメリー・クリフトは本作の若いときより、キャリア後半の方がいいですね。「マリアントワネットの生涯」に登場したタイロン・パワーもそうでした。