◎市川崑流ソフィスティケイティッド・コメディ
1953年 86分 モノクロ 東宝 スタンダード
*若干コマ飛びや画面の乱れがある程度
小津安二郎が戦前1937年に発表した『淑女は何を忘れたか』(…
このレビューはネタバレを含みます
小津の墓参りに鎌倉に行き、鎌倉に来たんだからここで映画を観ようと川喜田映画記念館へ。小津がやっていたら最高だったのだけどやっていたのは市川昆のこの作品。市川昆はあまり関心した作品はないのでまぁ、面白…
>>続きを読む岡田茉莉子と有馬稲子がとにかく綺麗だった。いや、「綺麗」と言うよりは「かわいい」という表現の方が正しい気もする。
あと、伊藤雄之助が程よく嫌なヤツで相変わらず上手かった。
時代にそぐわない外国風の…
岡田茉莉子の未見作品なので観たが、岡田茉莉子と有馬稲子が綺麗な市川崑監督作品だった。
身近なところで恋の糸がもつれる感じの「好き、好かれている、が交差する作品」であり、タイトルの「愛人」から想像す…
市川崑 初期ライト・コメディの誘惑
ハリウッドとは一味違う和製スクリューボールコメディ。
避暑地で知り合った2組の家族。映画監督・菅井一郎の長男・尾棹一浩は舞踏家・越路吹雪の娘・岡田茉莉子にほの字…
初見では三國連太郎がある告白をしてからは目が離せなくなった
観客が知ってる情報と劇中人物の知ってる情報の差が面白くしてる
よく考えれば可哀想な話にも思えるがコメディというより喜劇タッチに描いてい…
オカマリと有馬さんがバチバチにメンチ切り合う間に入って感電死したいっすね…。
ハマり過ぎて2度見てしまったけど2度目にして三國さんが最初から思い切り気持ちを現してたことに気づいた。
越路さんが階段の…
よくよく考えればなかなかシリアスな内容。
だけど、それをカメラ引いてコミカルに描く。そして面白い。これは素晴らしい才能なんだろうと思う。
シリアスにならないために台詞をテンポよく進め、カット割りを…